diff --git a/proposals/2021-08/index.md b/proposals/2021-08/index.md new file mode 100644 index 0000000..40d1731 --- /dev/null +++ b/proposals/2021-08/index.md @@ -0,0 +1,6 @@ +--- +layout: page +title: 2021-08開始予定の募集要項 +--- + + * [Tree Style Tabのメンテナンス]({{ site.baseurl }}{% link proposals/2021-08/piroor-treestyletab-maintenance/index.md %}) diff --git a/proposals/2021-08/piroor-treestyletab-maintenance/index.md b/proposals/2021-08/piroor-treestyletab-maintenance/index.md new file mode 100644 index 0000000..4e26c15 --- /dev/null +++ b/proposals/2021-08/piroor-treestyletab-maintenance/index.md @@ -0,0 +1,82 @@ +--- +layout: page +title: Tree Style Tabのメンテナンス +--- + +## 先輩の名前 + +結城洋志 + +## 開発対象の概要 + +キーワード:Firefox WebExtensions 拡張機能 アドオン + +[Tree Style Tab](https://github.com/piroor/treestyletab)(以下、TST)は、WebブラウザーのFirefoxについて、タブをサイドバー領域に縦並びで表示して、インデントおよび折りたたみが可能なツリーとして表示する機能を提供する拡張機能です。 + +筆者が日常的に行っている調査業務では、「1つのWebページから複数の関連情報を辿り、そのそれぞれからさらに複数の関連情報を辿って、元の情報と照らし合わせる」といった場面が多発し、その過程で多数の、場合によっては60以上のWebページを行き来することが、度々起こります。 +TSTは、そのような場面でも混乱せずに情報を俯瞰できるようにする物です。 + +さまざまな環境のユーザー約14万人に使われていることから、TSTのイシュートラッカーには、未知の環境・状況での不具合の報告が日々寄せられています。 +しかしながら、不具合の詳細が説明されていなかったり、再現の仕方の情報が不足していたり、といった不完全な報告の対応のコミュニケーションコストが大きく、開発者が個人で対応している現状では、実際の調査・改修に割けるリソースが圧迫されています。 +このような負担は、同様の小規模なOSS開発プロジェクトが更新を停止したり、放置状態になってしまったりする原因になります。 + +この企画では、TSTに寄せられる報告の対応を一緒に行うことを通じて、OSSプロジェクトのイシュー対応に協力できる、ひいては、開発者が重要なタスクにリソースを集中して投下できる状態を整えられる人を増やすことを目指します。 + + +## 企画に参加して新人が得られること + +* 問題の原因調査に関する知識・経験 + * 有効な情報の聞き出し方、確認の依頼の仕方など、ソフトウェア開発の場面で頻出する対人コミュニケーションの経験を積むことができます。 + * 場合によってはFirefox自体の実装を調査する必要が生じる場合もあり、普段の開発の対象となるフィールドより下の技術レイヤーへと調査範囲を拡げる経験を積むことができます。 +* 世界のユーザーとのつながり + * TSTは世界中で使われており、障害報告や要望などのフィードバックは、基本的に英語で寄せられます。 + * 教材での学習ではなかなか触れる事のできない、国際コミュニケーション言語としての英語に、生で触れる経験を積むことができます。 +* 要望を却下したり、より良い形で取り入れたりする経験 + * TSTに寄せられる要望の中には、プロジェクトのポリシーと合致しない物も含まれています。そのような要望について、遺恨を残さず引き下がってもらえるだけの納得を得てもらうことを通じて、対人折衝の経験を積むことができます。 + + +## 期間終了時に新人に期待すること + +* OSSプロジェクトの方針・ポリシーを正確に把握して、協力できる。 +* OSSプロジェクトに寄せられたissueに対し、自分の裁量で行えることの範囲内で、プロジェクトの運営のために適切な対応(不足情報の聞き取り、調査の実施など)を取り、プロジェクトに協力できる。 + +## 対象OSSと先輩の関わり + +TSTは、結城が個人で2007年より開発しているプロジェクトです。 + +## 進め方 + +* 2021-XX-XX: 応募〆切 +* 2021-XX-XX: イントロダクション(Webミーティング) + * Tree Style Tabの概要を説明します。 + * 取り組む課題を設定します。 +* 2021-XX-XX〜2021-XX-XX: issue対応スプリント1 + * 小さなタスクをベースに、issueへの対応を体験していただきます。 + * 開発・調査環境の構築を含みます。 + * 例えば、[タブの外観が期待通りにならない現象の調査・対応](https://github.com/piroor/treestyletab/issues/2955)の場合、開発環境での再現を試みて、再現しなければ、再現手順の聞き取りを実施します。 +* 2021-XX-XX〜2021-XX-XX: issue対応スプリント2 + * (1)の経験をもとに、もう少し大きなissueに取り組んでいただきます。 + * 例えば、[ブックマークからタブを開く動作の不具合の調査・対応](https://github.com/piroor/treestyletab/issues/2956)の場合、開発環境での再現を試みて、ソースコード中の原因箇所を特定し、解決策を検討します。有効な解決策が見つかった場合、プルリクエストとして修正を提案します。 +* 2021-XX-XX:ふりかえり(Webミーティング) + * 今回の取り組み全体を振り返ります。 + +issueは随時追加・クローズされるため、その時点でオープンされている物の中から選択します。 + +上記日程およびissueは、応募の参考にするための例です。 +応募者との面談により、実際の実施日や取り扱うissueは変更になる可能性があります。 + +## 支援期間 + +* 2021-XX-XX〜2021-XX-XX +* 週10時間程度(要相談)のissue対応を行って、毎週振り返りを行うことを想定しています。 +* 具体的に取り組むissueは、参加者と相談の上で決定します。 + +## 必要な報酬 + +支援期間中に2日(16時間)分の有給稼働。 + +## 募集期間 + +* 2021-XX-XX (X曜日) まで。 +* 2021-XX-XX (X曜日) に選考・連絡。 +