このプロジェクトは、Seeed XIAO ESP32C3を使用してHome AssistantのBluetooth Proxyとして機能させるための設定です。
- Seeed XIAO ESP32C3
- Home Assistant インストール済み環境
- ESPHome Add-onまたはCLI
- Windows 11
- WSL2
- Chromiumベースのブラウザ
pip install esphomesecrets.yamlファイルを編集して、実際の値に置き換えてください:
wifi_ssid: "あなたのWiFi SSID"
wifi_password: "あなたのWiFiパスワード"
api_key: "32バイトのBase64キー"
ota_password: "OTA更新用パスワード"
ap_password: "フォールバックAPパスワード"api_keyは下記のコマンドで生成します。
openssl rand -base64 32# ESPHomeをインストール(初回のみ)
pip install esphome
# ファームウェアをコンパイル
esphome compile esphome-config.yamlコンパイルが成功すると、以下の場所にファームウェアが生成されます。
.esphome/build/xiao-esp32c3-bluetooth-proxy/.pioenvs/xiao-esp32c3-bluetooth-proxy/firmware.factory.bin`-
Chrome、Edge、またはOperaなどのブラウザを開く(Web Serial API対応ブラウザが必要)
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ESPHome Web Toolsにアクセス:
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ESP32C3をUSBケーブルでPCに接続
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「CONNECT」ボタンをクリック
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シリアルポートの選択画面が表示されるので、ESP32C3のポートを選択
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「INSTALL」ボタンをクリック
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「ファイルを選択」をクリックし、
firmware.factory.binを選択 -
「INSTALL」をクリックして書き込み開始
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書き込みが完了したら、「LOGS」ボタンでデバイスのログを確認可能
メリット:
- 環境構築不要(ブラウザだけで完結)
- Windows、Linux、macOSすべてで動作
- 視覚的でわかりやすい
注意点:
- Chrome、Edge、Operaなど、Web Serial API対応ブラウザが必要
- Firefoxは現在非対応
- Home Assistantの「設定」→「デバイスとサービス」→「統合を追加」
- ESP Homeを選択
- ホストに手動または自動で割り当てたIPアドレスを入力(※ポートは変更していなければデフォルトの6053ままでOK)
- デバイスが追加されます